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甘酸っぱい恋から、不倫関係まで。『楽園 Le Paradis vol.6』を読もう!

2011年07月09日
  以前の拙ブログのエントリ、”『楽園 Le Paradis 第5号』を読んで、色んな形の恋愛に身悶えしよう!”には検索からもニュースサイトからも多数の方がおいで下さったので、ここであらためて御礼を。ありがとうございます。というわけで、2匹目のどじょうを狙って、もとい、今回も、胸に迫るもの、読んでいて胸がキュンキュン☆するもの、なんで女って奴はよぉ…となるものまで幅広い恋愛をテーマに扱った漫画雑誌、『楽園 Le Paradis』の第6号を紹介したいと思います。

『楽園 Le Paradis 第6号』
 今号は、総勢24人の漫画家+イラストレイターさんの作品からなっており、漫画だけ数えると26作品が掲載されています。
 表紙は、シギサワカヤさんによる”眼鏡+赤毛むちむちボディのお姉さんの水着姿”が表紙です。なんで水に濡れてる女性ってそこはかとなくエロスを発散させてるんでしょうね!そして表紙をめくって現れる扉絵は竹宮ジンさんによる百合イラスト。年上女性のロングの髪の毛に年下の女性がキスをしているというイラストは、なんだか主従関係のような意味深さを感じさせます。そしてずっと飛んで裏表紙の見返しイラストは、常連のニリツさんによるもの。少し垂れ目の女性が髪をたなびかせながら振り返っている構図なのですが、彼女の群青の髪の毛と空の青が夏の到来を予知させてくれます。

 さてそれでは、個別に幾つか作品を拾って紹介していきましょう。

・水谷フーカ『14歳の恋』
 先日発売されたコミックス『14歳の恋(1)』は各所で紹介されて、購入した各人をニヤニヤ赤面させまくる、もしかしたら人によっては「俺の中学時代はなんだったんだ…」と涙にくれた人もいたかもしれませんが、とにもかくにもこの漫画は本当に面白いです。
 今号では2話続けて連載されています。1話目は、学校では秘密にしようと決心し合った彼方と和樹の2人の間の約束事ともっと2人で触れ合いたい・もっと2人で同じ時間を過ごしたいという思いがぶつかりあってちょっとした不和をもたらすというのが大筋のストーリー。続く2話目は突然の雨が降り、相合傘がしたいなぁと意思疎通なく同時に考える2人。そこで自分の傘を誰か他所の人に貸すことにするのだが、2人ともが貸してしまい、結局2人で濡れ坊主になって和樹の下校ルートにある商店の階段で雨宿りをするというストーリー。まぁ、前者は2人は互いの認識を新たにし絆がより深まるというオチ、後者は雨に濡れてぐっと色っぽく格好良くなった互いにドギマギするというオチなのですが、そこに至るまでの経緯が素晴らしい。
 14歳。小学生は子供に見えるけど、高校生はなぜかぐっと大人に見えたあの頃。つまりある種の居心地の悪さというか、第2次性徴を迎え、男の子は体つきががっしりとなり声は低くなり、女の子は体つきがふっくらとし胸も大きくなってきて、今までとは明らかに外見の変化として表れる違いに戸惑わずにはいられない、そんなお年頃です。
 この漫画の素晴らしいところはその感情の機微が上手に漫画的に表現されている所だと私は思っています。誰もいない空間でセリフや擬音も使わずに2人だけが存在する世界を静的に表現する。彼方が意識せず見せつけてくる色っぽさに和樹が我慢できなくなって取る行動、またその逆。特に無音のコマで表情で読者にその時のキャラクターの感情を推測させる力がこの作品にはあります。
 まぁでも、そんな堅苦しい考察は抜きにして、かぁっと赤面する2人と初めての恋の初々しさを存分に楽しめばいいと思います!
14歳の恋、楽園第6号14歳の恋、楽園第6号
なぜならこんな2人を見てニヤつかずにいる方が無理な話だからです(笑)はぁ~、彼方、超可愛いし綺麗だなぁ!

・かずまこを『マイディア』
 かずまこをさんといえば、拙ブログの過去記事”不器用な高校生の恋愛模様に身悶えしよう!かずまこを『ディアティア』”でも紹介したように『ディアティア』は傑作の内に終わりましたが、『マイディア』はその後日談、つまり成田と桐ケ谷が付き合い始めてからを描く新連載です。正直、『ディアティア』で終わるにはもったいないなと心の底では思っていたので嬉しい限りです。また桐ケ谷のちょっと的を外れた可愛い行動が見られますよ、皆さん!
 というわけで、新連載ということが理由なのかどうなのかこちらも第1話・第2話の連続掲載。前者は、桐ケ谷視点でモテる成田に自分ばっかり嫉妬してるような気がする桐ケ谷のいじらしい姿が存分に楽しむことができる、後者は成田視点で今までたくさんの女性に告白されてきたが、自分から好きになった初めての女の子桐ケ谷のことをもっと知りたいと思う成田が、オチで桐ケ谷の天然からでる行動に萌え尽くされるというストーリー。
 この漫画で一番可愛いのはもちろん桐ケ谷なのだが、一番なにかと抱えているのは成田でしょう。家族の事、そんな家族の嫌な性質を受け継いでる自分に失望してみたりと外見は好印象の全く好青年なのだけれども、漫画の中で一番心配させられるキャラクターは間違いなく成田です。影のある男性に女性は魅かれると言いますが、まさにそれを具現化したジゴロ!しかも男の私まで心配になって気になってしまうような心持にさせるとは怖ろしい子ッ…!
 これからどんな楽しかったり辛かったりする出来事が2人を待っているのかと思うと、今後の展開が凄く気になる作品です!
 それでは最後に私的今回のベストショットはこちら!(ドン!)
マイディア、楽園6
先輩モテすぎて凄い嫉妬します、それに好きにさせるって言ったのに全然好きになりませんと意地を張る桐ケ谷に成田が突然言い放った「キスしてもいい?」の言葉に思わず制服のカラーまで跳ね上がるほどビックリした桐ケ谷です!超絶可愛い!

・宇仁田ゆみ『ゼッタイドンカン』
 『うさぎドロップ』の最終巻も発売され、今クールから始まったアニメの評判も上々の宇仁田ゆみさんの新連載。前号までは大学生みっくんと、その幼馴染でちょっとどんくさいけどみっくんに関わることなら何でも覚えてます!みっくん大好き!というノコの恋愛模様を描いた『ノミノ』を連載されていた宇仁田さんのこの最新作は打って変わって、しっかりもののピアノ調律師をしている瀧歌音28歳と、瀧さんが10年前からずっと好きで4年前からやっと付き合い始めた職業不詳(作曲関係?)でズボラでニブチンの中森くんの大人のカップルが主役です。
 28歳になり職場でも後輩ができた瀧さんは中森くんと結婚したい、せめて結婚を意識したお付き合いがしたいと思っているのだけれど、中森くんはそんなことはどこ吹く風。気ままな今の関係に満足しているようです。そんな中森君に振り回される恋する乙女の瀧さんがめちゃくちゃ可愛い!互いに名字にさん付けで呼びあっている所もGood!どちらかといえば、1人でも難なく生きて行けそうな中森くんにもうちょっと甘えて欲しいなぁと思いながらも同い年なのに少しお姉さんぶる滝さんも素晴らしい!身長差カップルである所も個人的には凄く好きです(笑)『ノミノ』とはまた違う宇仁田ゆみさんのケチのつけどころのない新連載は要チェックです。
ゼッタイドンカン、楽園6
↑の画像は結婚の話題になり、私たちもそろそろ結婚のこと考えてもいいんじゃない?ということを目力で訴える瀧さんです。

 さて上記で紹介した3作のほかにも、いま私の中で一番アツい百合漫画である西UKOさんの『コレクターズ』、コミックス『鉄道少女漫画』の”サバランの木曜日”にでてきた例の女子中学生があの妻子持ちのおじさんに恋しちゃったりその子に恋する男子中学生を描いた『木曜日の一通』、縄氏のもとを訪れ自らの意思で荒縄で縛ってもらい恍惚の表情を浮かべる巨乳女子学生をエロティックに描いた黒咲練導さんの『ユエラオ』、このエントリの題名にある不倫関係を描いたシギサワカヤさんの『カテゴライズ』(本当はレビューしようと思っってたけれど、いーっ!となって無理でした)などなど、とにかく面白い漫画がテンコ盛り。読みとばす漫画が全くないという稀有な存在の漫画雑誌なので、みなさん買って読みましょう!まだ読んだこと無いよという人は、今号からは新連載が多くまた発売された単行本の続きから読めるのでこれを機会に読んでみるのはどうでしょう?次号からは林家志弦さんが復活するそうです。




それではまた次のエントリで。ご意見ご感想などは、コメント欄・ツイッターのリプライ等、いつでもお待ちしております。
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